アメリカの想像を絶する泥棒 – その1

大変なことが起こった!

土曜日の朝。開発リーダーからすごく慌てた声で

「すみません。早く出勤してください!!」

と電話が入りました。

うちの会社は土日も出勤。平日の渡の用事がある時をお休にし、私はお休みの時間は、渡の用事に費やします。リーダーが慌てて電話してくるなんて稀。そんなに私に早く会いたいのか?と思ったら

「泥棒です!」

えっー!!!寝間着を着ていた私は、多分1分かけずに準備して、会社に到着。荒れ果てた会社。

まずは私の机。私が汚く使ったわけじゃないです。なんでも引っ張り出せばいいって言う物でもない気が。

さらに女性のお手洗いに面している壁。南米の強盗じゃないんだから、ここまで思いっきり破らなくても。

さらに….

これだけじゃ終わりません、開発室の扉は泥棒が破りにくいように取っ手が無いのに、このあり様。

空手じゃないんだから、扉を2つに割らなくても。

唖然としてリーダーに、

「どうしたの?」

って思わず聞いたけど、いや、どうもこうも。どうみても壁を破って入った泥棒です。壁ぶち破るって。まるでこれも重機で殴った様な感じがするほど派手にやられています。泥棒に品があるとは思えないのだけど、あまりにも下品。

開発リーダーは、朝出社してこの惨事に気が付き、すぐに隣の部屋の大家に報告し、警察にも通報完了。

取られた中で一番の大きな物はリーダーが使っている27インチのiMac。

iMacってこんなもの → AppleのiMac – 究極のオールインワンデスクトップ

あとはリーダーが持ち運んでいる2台の手元にあるマックで、すべての情報にロックをかけたり、パスワードを変更したりしてあっという間にすべてのデータに、開発リーダー以外は、誰もアクセスできなくしました。さすがです。 こういう情報の整理整頓は大得意のリーダー。バックアップもすべて取ってあります。なにも失っていない。「今からでもすぐに昨日の帰った状態から仕事ができます」とのこと。「ほっ。」さらにとられたiMacは、開発のみにつかってるだけだったので大量のコードが入っているだけです。それももうロックがかかってしまった。なので、盗られたiMacは、ただの箱になってしまった。

さて、これから警察がくるのを待つのですが….。

その間にいろいろな大事なことに気がついた。

続きは明日。

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