会社に明け方に泥棒に入られて、警察を呼びました。
すべての情報にロックかけ、パスワードを変更した開発リーダーは警察が来るまで、待ち時間です。警察が来るまでは、証拠などを取るために、なにも触ってはいけないからです。暇なので(暇だと感じるくらい警察はすぐに来なかった)私たちは、ボソボソと話し始めました。警察が来るまで暇っていうのも問題。話し合ったのは、今回の予兆についてです。
まず私は事件の 3 日前に、会社と隣接するお手洗いに夜中の11時半に聞き慣れない声がした。女性と男性複数っていう感じ。けど、あっと言う間にその声は途切れた。私はお隣の会社の中国人の大家さんだと思っていたけど、男性の声が若い感じだった。大家の声は年齢のわりに若い方なので、知り合いか?息子とはなしてるのかな?と、気にしなかった。何を話しているのか?は、よく聞こえなくてわからなかったけど、音に違和感がないので英語ですね。
そして次の日の朝に、お手洗いの鍵が壊れていたのを見つけた私。
なんだか嫌な感じ。と思ったのですが、誰が鍵を壊したとの証拠もない訳だし。とりあえず、お隣の中国人女性の大家さんに、話そうと思っておりましたが、大家さんが出社してこない。この日は彼女の会社は休業でした。
で、また次の夜。壁にはめ込まれた手をふく紙の入れ物が取り外されていた。
この日に大家さんがやってきた。どうも彼女はここ数日は中国との時差に合わせているようで、夕方から出勤です。大家さんと開発リーダーと 3 人で話しました。
「明日、すぐに修理しましょう。」
となりました。大家さんの携帯番号を知らなかったので、教えて貰ってその日はおしまい。私たちは真夜中12時まで仕事をし、帰路につきました。
その夜に入られた訳です。
この前兆で学んだ事は、
「他人から見える部分をほんの少しでも壊れたらそのままにしない。すぐに対応し修理する。 」
ということです。これは割れ窓の原理と同じですね。
開発リーダーとは
「やっぱり少しでもへんだと思ったら、すぐに大家に言って数時間以内に対処しないと駄目ですねー。泥棒は盗む事しか考えてないプロですから。」
と話していました。アメリカで安全に生活するのは、すぐに判断し、行動に移す早さが大事です。
反省している私たちのところに、やっとやって来た警察官の手にはなんと信じられないものが持たれていたのです!
(続きは明日)
アメリカの想像を絶する泥棒 – その 3 を読む
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