いろいろなAACスィッチの紹介 – その1

PHP (Parents Helping Parents)という障がい者の親が障がい者を助けあうというリソースセンターに行ってきました。ここはアメリカ西海岸で一番大きな障がい者/児のリソースセンターで、弁護士のリストから、お腹の中にいる時に障害がわかった人から、老人までみんなを支える情報がここに網羅されています。親だけでなく、特別支援の先生や特別支援教育専門の弁護士がここに学びにくる事も多く、ほぼ毎日なんらかのイベントや勉強会が行われています。ここの iTech Center は、障がい者/児への多分全米一のテクノロジーが用意されているところです。

Voice4u team はこの iTech Center へ行ってきました。理由は、Voice4u のスイッチ機能が近々リリースされるため、どのような種類のスィッチが実際に使われているのか、実際にスイッチ機能を使っている方々の意見を聞くためです。そもそもスイッチとは、パソコンやタブレットの画面を指で触れない人たちのための入力装置と言う説明が一番近いと思います。コンピューターのマウスに近いですね。これをスイッチ機能を対応しているアプリに使えます。現在アメリカの AAC アプリ市場でポピュラーなのは、専用のブルーテュース(Bluetooth) 機器を通じて iPad を操作する方法です。

Voice4uは、RJ Cooper & Associatesの Bluetooth Switch Interface (BSI) に対応しています。BSI のご購入は、Voice4uのサイトからでもできるようになります(現在準備中です)。

 

スイッチを幾つか紹介します

 

Swipe Switch

黄色い棒に触れて、左右どちらでもいいので軽くスライドさせます。

例えば、手が動かないもしくはない方達が腕ですっと左から右へと触るだけで iPad のアプリの画面が反応します。すごく敏感に反応してくれるので、本当に軽く左右に触るだけで iPad が動きます。

Squeeze Switch

これはヨガなどで使うバランスボールを小さくしたようなものです。手で軽くにぎってつかえ、力が強くなかったり、感覚がわかりにくくてもスィッチのオン•オフができます。神経伝達がうまくいっていないと感覚が解りにくい時がありますね。解りやすくいうと、寒さで手がかじかんでかんかくないわー。みたいな感じかと。このここちいい小さな山がたくさんある部分が皮膚を刺激してつかんでる感覚が非常に解りやすい。

まだまだスイッチはありますが、明日も続けて紹介して行きます。

–Voice4uチーム

You May Also Like…

0コメント