Voice4u 開発秘話 – 第2回 どうして専門家たちが作成に加わったのか?

Voice4u 開発秘話 – 第2回 どうして専門家たちが作成に加わったのか?

病院で自閉症の疑いありと言われた渡は、併設する専門病院にまわされて、数ヶ月後に自閉症の診断をもらいました。発達に遅れのあった時点で早期介入教育を受けるために、すでに特別学級に通わせてもらっていた渡は、色の認識等々もできるようになっておりました。母の私には、スピーチセラピストさんが自宅まで来てくださって手話を教えてくださいました。私は勝手に「だめ」とか、「触るな」とか「黙れ」「危ない」と言う言葉を最初に教えてくださると思っていました。実は、このときセラピストさんが一番最初に私に教えてくださったたったひとつの言葉が、私の生きていく勇気にな...